日常にどんな危険が潜んでいるかわからない現代、身を守る強さを身につけておくことは大切です。警視庁で長年にわたって警察官を指導してきた井上館長の合気道は、護身術として高い効果を発揮することを証明してきました。
護身術とは、暴漢を撃退するだけではありません。とっさの事故や災害の時、自分を見失わず、冷静に対処して被害を防ぐのも、また身を守る強さです。ブレない自分を確立する強さを、合気道で手に入れましょう。
じつは、ダンサーやモデルさんに、合気道を習っている人が多いことを知っていますか?
自分の中心軸を確立する合気道は、今話題のコアトレーニングの先駆けといえます。姿勢が良くなる上、技の稽古ではお互いのツボを刺激しますから、血行や気の流れが活性化され、美容と健康に最適です。特に、あらゆる動作が下腹の丹田の鍛錬にもなっており、ヨガや気功でも重視されるチャクラが活性化されます。
また、正確な動作をできるような稽古を心がけるうち、日常の立ち居振る舞いが洗練した動きになってきます。女性や高齢者でも自分の体力に合わせた稽古ができますから、アンチエイジングに大きな効果が期待できるでしょう。
合気とは、気を合わせることです。それは第一に、大自然の気の生命力とひとつになることです。姿勢や動作を整えているうちに、さまざまな日常のこだわりやストレスから解放され、人間本来の自然なリズムを取り戻していきます。
また、相手の力や動きと一体になって行う合気道の技は、形の上では相手を制圧する技法であるのに、不思議な事に相手との気の調和が生まれるのです。そのため、素直に稽古を行ううち、自分の心から無用な対立心が消えていくことを体験します。
いい稽古は道場の中をすがすがしい気で満たしていきます。自己を律し、相手を尊重する心が、対立や争いを調和へと変えていくことを学んでください。
未来に挑戦していく子供たちに最も必要なのは、自己確立です。自分の中心軸の安定をなによりも大切にする合気道は、自己確立を助け、ブレない自分を作っていきます。そこからほとばしる気のエネルギーが、夢にチャレンジし、人生を切り開いていく力になります。
同時に、合気道の技は相手との気を結びを学んでいきますから、そこで身につく相手を尊重する感覚は、夢を実現させるために大切な力となるでしょう。
また、礼儀を正し、規律を尊重する稽古を通じて、人としてのマナーを学んでいきます。
帯を締め、袴を履いてみたい。そんな動機で入門してくる人は少なくありません。
日常生活から日本伝統の生活様式が失われつつある今、道着を身に付け、畳に正座し、お互いに礼を交わし、伝統的作法に則って稽古していく合気道は、日本人にとっても日本文化再発見の良い機会となるでしょう。日本文化に触れたい諸外国の方も、たくさん合気道を学んでいます。
そして、争いを調和へと導く高い精神性は、国際社会に対する日本からの最高のプレゼントの一つです。合気道に宿る日本人の知恵から豊かな国際交流が生まれます。